吉野敬介という人物
吉野敬介という人物を挙げるなら、真っ先に挙がるのが元暴走族という過去です。
暴走族というと、ある意味学力という言葉とは真逆の位置にありそうなものですが、そんな過去を持つ彼が代々木ゼミナールの人気古文講師をしていたというのですから驚きです。
中学校時代からグレ始めて、暴走族では特攻隊長を務めたという彼が、人生の転機を迎えたのは20才の時でした。
20才の時点でアルファベットを書くことができないという致命的な状況から、猛勉強をはじめて國學院大学文学部二部(夜間)に合格しました。
ただ勉強するというだけなら、時間をかければ誰でもできそうな気がしますが、吉野敬介の場合勉強時間は4ヶ月しかありませんでした。
みなさんもよくご存じのことですが、大学受験はどんなものでも簡単なものではありません。本来なら残り4ヶ月しかないという時点で投げ出してしまう人がほとんどの中で、さらに絶望的なレベルからスタートしたというのですから驚きです。
その後代ゼミの講師に合格した時も、史上最年少で合格したというのですから、この受験勉強が彼の人生をどれだけ変えるものだったのかがわかります。
吉野敬介自身極端な状態からのスタートだったので、勉強の内容以前にその詰め込み度たるや普通では考えられないレベルです。
そこまで勉強に打ち込まなければいけない状態は稀かもしれませんが、彼ほど「やればできる」という言葉を体現している人は、いないのではないでしょうか。
